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立夏の満月

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誰がどんな気持ちで見上げても、はっきりと美しい、それはそれは華やかな満月でした。
エネルギーが漏れ出るほどの力強さがあり、心と体がなんとなくいつもと違うと感じた方も多かったのでは。

お腹が空かなかったり、
なんとなくソワソワしたり、
眠れなかったり
寝ても寝ても眠かったり、
肩や頭が痛かったり

エネルギーが体へ集まっている証拠です。

二十四節気の立夏

二十四節季では立夏にあたり、新緑が目立ち始め爽快な夏の気が初めて立つとき。体もヒートし始めます。
動かないと熱が体から逃げだせずに篭り、籠った熱は皮膚の掻痒や湿疹となりやすいです。

暦的には【肝気】の上昇が落ち着くと言われています。五臓の肝とは自律神経と似た働きをしており、肝の気が乱れると気持ちが不安定になりやすい。
少し汗をかくようになると発散が促され肝気が緩み、急なイライラが以前よりは落ち着いてきます。

ここのところ、
温かい太陽の時間と
肌寒い月の時間で
1日の寒暖差が大きいです。

朝の軽い運動
天気の良い日は太陽を浴びる
夜は寝る直前にお風呂
長そで長ズボンで
温かい布団で眠る
まだ薄いのは早いです。

ストレスが続いている...

ストレスが慢性的にある方は、肝気の上昇に気温の変化が伴って体が変調しやすいです。

暑ければ(熱邪で)心血不足に陥りやすい
つまり、動悸や息切れ精神不安定な状態になりやすいです。
暑いと感じるときは熱が上へと昇って余計に暑く感じます。足下はひえていたりしますので、首元を涼しく、お腹と腰はピタッとした肌着を身につけ、足首までの靴下を履くのが理想的。

寒ければ(寒邪で)腎の陰虚をもたらしやすい、
つまり、肌や髪、爪の潤いが不足し体がのぼせやすく、体の芯に力が入りづらい状態になりやすいです。
朝一杯の白湯や漢方茶、午前中に軽い散歩や呼吸法ヨガで体を巡らし、朝食で温かいスープや味噌汁に少し質の良いオイルを摂取する。夜は早めに就寝を。

現代医学的では

現代医学的に言えばストレスにより、肝臓の代謝・解毒・自律神経などの重要な働きが低下してしまいます。それなのに、常に襲うストレスに頑張って耐えようと【我慢】をする状況...
肝臓を栄養する血液を消耗しながら仕事をすることで状態になり肝臓が硬くなる。慢性化すれば肝臓の重篤な病気をもたらします。

季節に逆らわず、流れに逆らわず身をゆだねて過ごせることはやっぱり大事です。

 

新月へ向けてデトックス

次の新月へ向けて体の内側のエネルギーを巡らす、いらないものを外へ上へと出す方向へとシフトしていきます。

急にカッとなり何かに当たりそうな自分がいたら、食事・睡眠・運動の生活を見直すときです。自分を中心にその周りの人や環境は影響し合い日々が巡っています。
常々言いますが、毎日のルーティンを作り、心をフラットに。そうすると、今の現状を受け入れやすく、次への指針と行動がしやすくなります。

4月は地道に練習を重ね、
5月から、マイペースにオンラインで経絡ヨガを始めました!
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